今、ちょっとした旧車ブームである。
それだけ、現代のクルマにロマンがなくなった証拠だろう。3Dコンピューターを駆使して、実物モデルを
作らず新車開発できるシステムが標準となった現代は、高性能で高機能で安全なクルマがボンボン生まれる。
事実交通事故も減少し、燃費もすごく向上している。
いいこと尽くめの、今のクルマ。でも、僕はこれだけは譲れない。
『カッコ悪いクルマは要らない」と。カッコいいって何かって、
外観が“流線型”ならいいというもんじゃない。
車高が低けりゃ良いってもんデモない。かっこいいって、“機能に裏打ちされた潔
(いさぎよ)さ”だ。
あくまでもインダストリアル・デザインの基本は“機能”を優先した造形構成でなければならない。
従って、飾るだけの小手先の作業はデザインとは言わない。昨今のクルマのヘッドライト
の造形をみると、僕はこの感を深く抱く。妙にキラキラと光る造形は、
機能に関係なしだ。「マルか四角かどっちかにせい!」っといいたくなる。
ま、それは置いといて“フェローバギー”である。質実剛健さ+
無印良品感が堪(たま)らないこの<
40年前のクルマ。コストを計算した上で機能を追い求めて完成した、この姿は、
2,000万円以上のスーパーカーよりカッコいい!と、
フェローバギー博士は思う。仮に3,000万円かけてもこの造形美は出来ないだろう.
でも、手に入れたら僕は改造します。というよりドレスアップします。
ホイールを替えたり、シートやステアリングを替えた
りして、自分なりに”かっこ良く”したいから。
カッコいいに超したことはない。
おもいきり、アメリカンなデカタイヤをはかせると、こうなる。
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