この後、BG５の最終型に替えたが、 この暴力的な加速感には、出会えなかった。初期型は、ATで250馬力（2リッター）と充分過ぎるほどに高性能。後期型は、 マニュアルで280馬力と当時の日本車の馬力規制ぎりぎりにまでパワーアップしたが、 ターボのチューンは落とされた感じで、この2段ロケット的な加速は、得られなかった。
田舎に暮らすせいか、年に2、3回くらい ”ドカ雪”がありスタッドレスでもどうにもならない日があるが、レガシィなら何の不安もない。都市部でも本州以北なら年一回は、 交通マヒする雪があるが、田舎はその頻度が違う。そんなとき、『やっぱ、れがしぃだわ。』と日本語が出る。別に、スバルでなくても 4駆はあるが、左右対称レイアウトの水平対抗エンジンのレガシィはやはり、別格だ。

だから、グレィを黄色に交換のため、はるばる長野まで行った。遠いけど嬉しかった。

ようやく対面、黄色のBG５、しかし、当年56歳の僕にはやや、強烈な外観。

ライトのアイラインははがした、 ブタ鼻グリルも、交換。極めつけは、巨大なリアウイング。 ネットで捜して、塗装して、交換。他にも． 意味なく下げられたフロントの車高のおかげで、 コンビニの車両止めに、何回擦ったことか！ 長野のコンビニは車両止めがないのかな？

カシミア・イエローのレガシィBG５は、自分が40代に「いいなぁ」と感じたクルマだ。それが、ようやく15年以上過ぎてマイカー となぅたわけだ。当時の、1/10くらいの出費で。